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高齢者食事

高齢者向け宅配弁当に介護保険は使える?
費用を抑える方法と選び方

更新日:
テーブルの上に置かれたお弁当を食べようとするシニア女性
高齢の家族の食事を用意するために宅配弁当を利用したいものの、「介護保険は使えるのだろうか」と疑問に感じている方もいるでしょう。実は、高齢者向け宅配弁当は、基本的に介護保険の給付対象ではありません。

しかし、費用を抑える方法や上手な選び方を知ることで、無理なく継続できるでしょう。本記事では、介護保険との関係から、宅配弁当を活用する際の費用の抑え方・選び方まで詳しく解説します。
記事のポイント
  • 高齢者向け宅配弁当そのものは、原則として介護保険の給付対象ではない
  • 自治体によっては、みまもりを兼ねた配食サービスなどを利用できたり補助金制度を利用できたりするケースもある
  • バランスのよさや食べやすさ、配達方法などを確認し、本人の状態や生活に合う宅配弁当を選ぼう
目次

高齢者向け宅配弁当に介護保険は使える?

「介護保険」と書かれた文字ブロック

高齢者の食事支援を考えるとき、「介護保険が使えるのでは」と期待する方もいるでしょう。しかし、一般的な宅配弁当は介護保険の給付対象ではありません。一方、介護サービスの中には食事の提供を伴うものもあります。ここでは、宅配弁当と介護保険の関係について詳しく解説します。

宅配弁当そのものは介護保険の
対象外

一般的な宅配弁当は、食事を自宅まで届けてもらうサービスであり、介護保険の給付対象となる介護サービスではありません。

介護保険制度では、訪問介護や通所介護など、法律で定められた介護サービスの利用にかかる費用の一部が給付対象となります。完成した食事を自宅へ届ける一般的な宅配弁当は、介護保険サービスには含まれません。

出典:『介護保険制度について(40歳になられた方へ)|厚生労働省』
https://www.mhlw.go.jp/file/06-Seisakujouhou-12300000-Roukenkyoku/2gou_leaflet.pdf


そのため、要介護・要支援認定を受けている方であっても弁当代を介護保険で支払うことはできず、通常は自己負担となります。

介護保険が適用される食事に
関するサービス

介護保険では、通所介護(デイサービス)や通所リハビリテーションなど、食事の提供を伴う介護サービスがあります。ただし、これらのサービスで提供される食事代まで、介護保険の給付対象になるわけではありません。介護保険施設を利用する場合も、食費は介護サービス費とは別に負担するのが基本です。

一方で、一定の要件を満たす場合には、介護保険施設やショートステイなどで支払う食費・居住費の負担を軽減する「負担限度額認定」の対象となることがあります。ただし、この制度は自宅で利用する一般的な宅配弁当には適用されません。

高齢者が宅配弁当を利用する
メリット

弁当を手に持って食べようとしているシニア男性

高齢者の食事を毎日用意することは、本人にとっても家族にとっても負担になりやすいものです。特に、一人暮らしや高齢者のみの世帯では、買い物や調理が難しくなり、食事の回数や栄養バランスに影響することもあります。

宅配弁当なら、こうした負担を減らしながら食事を整えやすくなります。ここからは、高齢者が宅配弁当を利用するメリットを詳しく見ていきましょう。

買い物や調理の負担を減らせる

宅配弁当を利用すれば、食材の購入から調理、後片付けまで、一連の手間をまとめて省けます。日々の買い物を負担に感じる方や、長時間キッチンに立つことが負担になっている方にも便利です。

また、離れて暮らす家族が毎日食事を届けることが難しい場合にも、宅配弁当を活用できます。調理済みの食事が届けば、温めるだけなど比較的簡単な準備で食べられるため、本人が無理なく食事を続けやすくなるでしょう。

バランスのよい食事を続けやすい

自分で毎日の食事を用意すると、好きなものに偏ったり、野菜やたんぱく質が不足したりすることがあります。宅配弁当なら、複数のおかずを組み合わせた献立が用意されているため、さまざまな食品を取り入れやすくなるでしょう。

特に、食事量が変化しやすい高齢者にとって、毎日の食事から必要な栄養素を摂取することは大切です。栄養成分や品目数などを確認できる宅配弁当を選べば、食事内容を管理しやすくなるでしょう。

離れて暮らす家族も安心できる

宅配弁当を利用すると、離れて暮らす家族が食事の準備を毎日行わなくても、定期的に食事を届けられます。配達員が本人に直接手渡すサービスであれば、日常の様子を確認するきっかけにもなるでしょう。

食事の提供とみまもりが同時に成り立つ点は、遠方から親の生活を支えたいと考える家族にとって、宅配弁当を選ぶ大きな理由のひとつになり得ます。

高齢者向けの宅配弁当の費用負担を減らす方法

右手に電卓を持ち、左手の人さし指を立てる笑顔の女性

宅配弁当は介護保険の対象外ですが、利用方法を工夫することで食費の負担を抑えられる場合があります。また、自治体によっては高齢者向けの配食支援を実施していることもあるでしょう。ここでは、宅配弁当を無理なく継続するために検討したい4つの方法を紹介します。

自治体の配食サービスを利用する

自治体によっては、一人暮らしの高齢者や高齢者のみの世帯などを対象として、配食サービスを実施しています。食事を届けるだけでなく、配達時の安否確認やみまもりを兼ねているケースもあります。

利用できる対象者や料金、配達回数、助成内容などは自治体ごとに異なるため、全国一律の制度ではありません。まずは住んでいる市区町村のホームページを確認したり、地域包括支援センターや高齢者福祉担当窓口に相談したりするとよいでしょう。

おかずのみのコースを選ぶ

自宅でご飯を炊く習慣がある場合は、おかずのみの宅配弁当を選ぶのもひとつの方法です。おかずのみのコースは、ごはん付きと比較して1食あたりの価格が低く設定されている傾向があります。小さな差に見えても、毎日利用し続けると月換算で数千円の節約につながることもあるでしょう。

主食を自分で用意できれば、主菜や副菜だけを宅配してもらうことで、コストを抑えて必要な分だけサービスを利用できます。

必要な日だけ利用する

宅配弁当を必要な日だけ利用する方法もあります。例えば、買い物に行けない日や家族が訪問できない日、調理が難しい日などに限定して利用すれば、継続的な費用を抑えやすくなるでしょう。

利用頻度を状況に合わせて調整できるサービスであれば、外食の予定がある日や家族が食事を用意できる日は注文を省き、必要なときだけ活用するといった柔軟な運用が可能です。

他の食事と組み合わせる

宅配弁当だけで毎日の食事を全てまかなうのではなく、自炊や市販のお惣菜、冷凍食品などと組み合わせる方法もあります。例えば、昼食は宅配弁当、夕食は冷凍食品を活用するといった使い分けも可能です。

食費を抑えることだけを優先せず、本人の食事量や栄養状態、調理する家族の負担などを考慮して利用頻度を決めることが大切です。無理なく続けられる方法を選びましょう。

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まごころシリーズのお弁当

高齢者向け宅配弁当を選ぶ
ポイント

ルーペで拡大された「POINT」の文字

高齢者向け宅配弁当を選ぶときは、料金だけでなく、本人が安全かつ無理なく食べ続けられるかを確認することも重要です。栄養バランスや食べやすさ、配達方法や注文方法も継続しやすさを左右します。ここでは、高齢者向け宅配弁当を選ぶ際に役立つ4つのポイントを確認してみましょう。

栄養バランスで選ぶ

高齢者向け宅配弁当を選ぶ際は、主菜だけでなく副菜も含めて、栄養バランスが考えられた献立かどうかを確認しましょう。野菜やたんぱく質など、普段の食事で不足しやすい食品が取り入れられているかもチェックポイントです。

また、エネルギーや食塩相当量などの栄養成分が表示されているサービスなら、食事内容を把握しやすくなります。持病などによって食事制限がある場合は、自己判断せず、医師や管理栄養士などに相談した上でサービスを選びましょう。

食べやすさで選ぶ

高齢になると、噛む力や飲み込む力が低下することがあります。そのため、食材の硬さや大きさ、調理方法などを確認することも大切です。

歯や口の状態に合わない食事を選ぶと、食べにくさにつながることもあります。必要に応じてやわらかめの食事や介護食など、本人の噛む力・飲み込む力に合った食事に対応しているサービスを検討しましょう。本人が無理なく食べられることを優先することが大切です。

配達方法で選ぶ

高齢者が一人で暮らしている場合は、弁当がどのように届けられるかも確認しましょう。玄関先への置き配なのか、配達員が本人に直接手渡すのかによって、受け取りやすさや安心感が変わります。

また、冷蔵・冷凍などの保存方法や、受け取り可能な時間帯も確認しておくと安心です。特に本人が不在になりやすい場合は、受け取り方法が生活スタイルに合っているかを事前に確認しましょう。

注文のしやすさで選ぶ

宅配弁当を長く使い続けるには、注文や手続きのしやすさも重要な選択基準といえます。インターネット操作に不慣れな高齢者が自分で手続きする場合、電話注文に対応しているかどうかは外せない確認ポイントです。

一方、離れた場所に暮らす家族が代わりに手配するケースでは、Webからでも手続きが完結できる仕組みが便利です。また、体調の変化やデイサービスの予定に合わせて、配達を一時的に休止したり、特定の曜日だけスキップしたりできるかどうかも確認しておきましょう。

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まごころシリーズのお弁当

「ワタミの宅食」が高齢者に
選ばれている理由

テーブルの上に置かれた2つのお弁当

高齢者向けの宅配弁当は数多くありますが、「ワタミの宅食」には「食事を届ける」以上の価値が備わっています。手渡しを基本としたお届け、食事の内容、そして毎日の利用コストという3つの観点から、選ばれている理由を具体的に見ていきましょう。

担当の「まごころスタッフ」に
よる手渡しを基本としたお届け

「ワタミの宅食」では、担当の「まごころスタッフ」が手渡しを基本に、決まった時間帯に自宅へお弁当をお届けします。単に食事を届けるだけでなく、顔を合わせて言葉を交わすことが、日々の安否確認の機会にもつながるでしょう。

さらに地域によっては、担当の「まごころスタッフ」がお届けの際に異変を感じた場合、地域・行政との協定に基づいて指定の連絡先へ通報する取り組みにも協力しています。食事の提供と日常的なみまもりが同時に成り立つ点は、離れて暮らすご家族にとっても心強い仕組みといえます。

管理栄養士が設計したバランスのよい献立

「ワタミの宅食」では、管理栄養士が献立を設計し、さまざまな食品を組み合わせた食事を提供しています。食材数や熱量、食塩相当量などの基準もコースごとに設定されており、バランスを考慮した献立になっています。

塩分に配慮しながら、味が薄くならないように、だしのうまみを積極的に活用している点もポイントです。さらに、旬の食材や季節感のある料理を取り入れることで、毎日飽きずに食事を楽しめる献立の多様性も大切にしています。

リーズナブルな価格設定

宅配弁当を継続して利用する場合は、無理なく続けられる価格かどうかも重要です。「ワタミの宅食」では、食事の量や利用目的に合わせて選べる「まごころシリーズ」や「好い日の御膳」などを用意しています。

【まごころシリーズ】
商品名 特徴 価格(税込)
まごころおかず 主菜と4種類の副菜
食材数:20品目以上
5日間で3,450円
(1食あたり690円)
まごころ手鞠 主菜と3種類の副菜
食材数:15品目以上
5日間で2,950円
(1食あたり590円)
まごころダブル 2種類の主菜と3種類の副菜
食材数:20品目以上
5日間で3,950円
(1食あたり790円)
まごころ御膳 主菜と3種の副菜とごはん
食材数:15品目以上
5日間で3,550円
(1食あたり710円)
まごころ小箱 4種類の惣菜とごはん
食材数:15品目以上
5日間で3,100円
(1食あたり620円)
まごころ小箱(小) 3種類の惣菜とごはん
食材数:10品目以上
5日間で2,350円
(1食あたり470円)
【好い日の御膳】
商品名 特徴 価格(税込)
ごはん付き 主菜と3種類の副菜とごはん
食材数:13品目以上
6日間で3,000円
(1食あたり500円)
おかずのみ 主菜と3種類の副菜
食材数:12品目以上
6日間で2,700円
(1食あたり450円)

ごはんを自宅で用意する場合はおかずのみを選ぶなど、生活スタイルに合わせて利用できます。なお、価格には宅配料が含まれています。

※2026年8月現在の情報を元に作成しています。

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高齢者向け宅配弁当は介護保険
対象外!費用を抑える方法を
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お弁当を高齢の男性に手渡しする男性配達員

高齢者向けの宅配弁当は、基本的に介護保険の給付対象ではありません。ただし、自治体によっては配食サービスなどの助成制度を利用できる場合があります。費用を抑えたい場合は、おかずのみを選んだり、必要な日だけ利用したりする方法も有効です。

「ワタミの宅食」なら、管理栄養士が設計した献立を、担当の「まごころスタッフ」がご自宅までお届けします。手渡しを基本にすることで日々のみまもりにもつながるため、離れて暮らすご家族にもおすすめです。豊富なラインアップから、食事量やライフスタイルに合ったお弁当を選べます。

監修:栄養士 高坂恵子

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本コラムに掲載されている内容は、一般的な栄養学・健康法に基づく情報であり、特定の商品の効果効能を保証するものではありません。日々の健康維持とバランスの良い食生活の参考としてお役立てください。

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