高齢になると、食事の量や食べられる食品が変化し、毎日の食事だけでは必要な栄養を十分にとりにくくなる場合があります。そのようなときに役立つのが「おやつ(間食)」です。おやつは単なる楽しみではなく、食事で不足しがちな栄養を補う「補食」として取り入れることもできます。ここでは、高齢者におやつが大切とされる理由について詳しく見てみましょう。

高齢者におすすめのおやつ15選|食べやすく栄養を補える間食の選び方

本記事では、高齢者におすすめのおやつ15選をはじめ、選び方や食べる際の注意点について解説します。毎日の食事作りの負担を軽減したい方に向けて、宅配弁当の活用方法も紹介するため、ぜひ参考にしてください。
- 高齢者のおやつは、食事だけでは不足しがちな栄養を補う「補食」として活用でき、食べやすさや栄養バランスを考慮して選ぶことが大切
- 手軽にとれて食べやすいおやつやたんぱく質・エネルギーを補いやすい食品など、目的に合わせて選ぶとよい
- おやつだけに頼るのではなく、毎日の食事全体で栄養バランスを考えることが重要。宅配弁当を活用すれば、食事作りの負担を軽減できる
- 1高齢者におやつ(間食)が大切とされる理由
- 1-1食事だけでは栄養が不足しやすいことがある
- 1-2食べる楽しみや生活の充実にもつながる
- 2高齢者のおやつを選ぶ3つのポイント
- 2-1食べやすさを確認する
- 2-2不足しやすい栄養を補えるものを選ぶ
- 2-3食べきれる量・味付け・持病への配慮も大切
- 3目的別|高齢者におすすめのおやつ15選
- 3-1手軽にとれて食べやすいおやつ
- 3-2たんぱく質やエネルギーを補いやすいおやつ
- 3-3スーパー・コンビニで購入しやすいおやつ・栄養補助食品
- 4高齢者がおやつを食べる際の注意点
- 4-1食べる時間と量を決める
- 4-2誤嚥や窒息に配慮する
- 5おやつだけでなく毎日の食事全体で栄養を考えることが大切
- 5-1おやつは食事を補う役割と考える
- 5-2食事作りが負担なら宅配弁当を活用する方法も
- 6食事の準備の負担を軽減したいなら「ワタミの宅食」
- 6-1食事量に合わせたラインアップの「まごころシリーズ」
- 6-2継続しやすい価格の「好い日の御膳」
- 7毎日の食事準備が負担に感じたら、宅配弁当という選択肢も
高齢者におやつ(間食)が大切とされる理由

食事だけでは栄養が不足しやすいことがある
加齢に伴い、噛む力や飲み込む力の変化などから、一度の食事で食べられる量が少なくなることがあります。結果、エネルギーやたんぱく質を十分に摂取できない場合もあるでしょう。
こうしたとき、おやつを「補食」として取り入れることで、食事だけでは補いきれない栄養を追加しやすくなります。プリンやヨーグルト、チーズなど、食べやすく、栄養を含む食品を選ぶことで、無理なく食生活をサポートします。
なお、おやつはあくまでも食事を補う位置付けで、主食・主菜・副菜を基本とした食事とのバランスを意識することが大切です。
食べる楽しみや生活の充実にもつながる
おやつは、栄養補給だけでなく、日々の暮らしに楽しみを取り入れる機会にもなります。お気に入りのおやつを味わったり、家族と一緒にお茶の時間を過ごしたりすることで、気分転換やコミュニケーションのきっかけになることも少なくありません。
また、「今日は何を食べよう」と選ぶ楽しみが食への関心につながり、結果として食事や間食を無理なく続けやすくなるケースもあります。食べやすさや栄養に配慮しながら、本人の好みに合ったおやつを取り入れることで、毎日の食生活をより豊かなものにしましょう。
高齢者のおやつを選ぶ3つのポイント

高齢者のおやつを選ぶ際は、食べやすければ何でもよいわけではありません。食べる人の状態に合わせて、食べやすさや栄養バランス、食べる量を考慮することが大切です。また、持病や食事制限がある場合、それらに配慮した食品を選ぶ必要があります。ここでは、おやつ選びで押さえておきたい3つのポイントを紹介します。
食べやすさを確認する
高齢者のおやつは、食べやすさを重視しましょう。加齢によって噛む力や飲み込む力が変化すると、硬いものやパサつきのある食品は食べにくく感じることがあります。例えば、プリンやヨーグルト、ゼリーなど、やわらかくて水分を含んでおり、飲み込みやすいものがおすすめです。
一口サイズで無理なく食べられるものを選ぶと、食べやすさにもつながります。本人の食べる様子や好みに合わせて、負担なく楽しめるおやつを選ぶことが大切です。
不足しやすい栄養を補えるものを選ぶ
おやつは、食事だけでは不足しがちな栄養を補う機会としても活用できます。例えば、ヨーグルトやチーズはたんぱく質やカルシウムを含み、バナナや焼き芋はエネルギー補給に役立つ食品の一例です。果物はビタミン類をとれる食品として取り入れやすいでしょう。
ただし、おやつだけで必要な栄養を全て補うのは難しいため、毎日の食事とのバランスを考えながら取り入れることが大切です。食べやすさと栄養の両方を意識して選びましょう。
食べきれる量・味付け・持病への配慮も大切
おやつは、一度に食べきれる量を選ぶこともポイントです。小分けや個包装の商品であれば食べすぎを防ぎやすく、衛生的に保存しやすいというメリットもあります。また、甘いお菓子や塩味の強い食品は、食べすぎると食事全体のバランスに影響することがあるため、適量を意識しましょう。
糖質や塩分、たんぱく質の摂取量に配慮が必要な持病や食事制限がある場合、食品表示を確認し、医師や管理栄養士から指示を受けている内容を優先して選ぶことが大切です。
目的別|高齢者におすすめのおやつ15選

高齢者のおやつは、食べる方の体調や栄養状態に合わせて選ぶことが大切です。手軽に栄養を補いたい日には食べやすさを重視し、食事量が少ない場合は不足しやすい栄養を補えるものを取り入れるなど、目的に応じて選ぶと無理なく続けやすくなります。ここでは、シーン別におすすめのおやつを紹介します。
手軽にとれて食べやすいおやつ
手軽に栄養を補いたいときは、口当たりがよく、飲み込みやすいおやつを選ぶと食べやすくなります。以下のような食品は比較的やわらかく、水分も含まれているため、間食として取り入れやすいでしょう。
・プリン:やわらかく口当たりがなめらかで食べやすい。
・ヨーグルト:酸味があり、さっぱりと食べやすい。たんぱく質も含む。
・ゼリー:水分を含み、喉越しが良い。
・ムース:軽い食感で口の中でまとまりやすい。
・杏仁豆腐:やわらかく、デザート感覚で楽しめる。
ただし、食べやすさには個人差があります。噛む力や飲み込む力の状態に合わせて、無理なく食べられるものを選びましょう。
たんぱく質やエネルギーを補いやすいおやつ
食事量が少ない場合、おやつで不足しやすい栄養を補うのもひとつの方法です。特に、たんぱく質やエネルギーを含む食品は、毎日の食事を補う「補食」として取り入れやすいでしょう。
・チーズ:たんぱく質やカルシウムを含む。
・高たんぱくヨーグルト:一般的なヨーグルトよりたんぱく質を多く含む商品もある。
・豆乳プリン:大豆由来のたんぱく質がとれる。
・バナナ:エネルギー補給がしやすく、そのまま食べられる。
・焼き芋:エネルギー源となる炭水化物を含み、食べ応えがある。
・蒸しパン:やわらかく食べやすい食品のひとつ。
・カステラ:少量でもエネルギーをとりやすい。
これらのおやつはあくまで食事を補う役割です。食事全体の栄養バランスを考えながら、適量を取り入れるとよいでしょう。
スーパー・コンビニで購入しやすいおやつ・栄養補助食品
毎日手作りのおやつを用意するのが難しい場合、市販品を上手に活用するのがおすすめです。スーパーやコンビニでは、高齢者でも取り入れやすい商品が数多く販売されています。
・栄養補助ゼリー:夏でも手軽に取り入れやすい商品がある。
・飲むタイプの栄養補助食品:液状で飲みやすく、エネルギーやたんぱく質を補える商品もある。
・個包装のおやつ:食べる量を調整しやすく、保存もしやすい。
栄養補助食品は、商品によって含まれる栄養成分やエネルギー量が異なります。購入する際は栄養成分表示を確認し、食事の状況に合わせて選ぶことが大切です。栄養補助食品だけに頼るのではなく、毎日の食事を基本とし、不足しがちな栄養を補う目的で活用するとよいでしょう。
高齢者がおやつを食べる際の注意点

おやつは食事で不足しがちな栄養を補う「補食」として役立つ一方、食べ方によっては食事量に影響したり、誤嚥や窒息のリスクにつながったりすることがあります。安全に無理なく取り入れるには、食べる時間や量、食べやすさへの配慮が欠かせません。ここでは、高齢者がおやつを楽しむために意識したいポイントを紹介します。
食べる時間と量を決める
おやつは、昼食と夕食の間など、食事に影響しにくい時間帯に取り入れるのがおすすめです。一般的には午前10時頃や午後3時頃が目安とされていますが、食事時間や生活リズムに合わせて調整するとよいでしょう。
一度にたくさん食べると次の食事が進まなくなることがあるため、食べきれる量を意識することも大切です。おやつと一緒にお茶や水といった水分をとることで、口の中の乾燥を防ぎやすくなり、食べやすさにもつながります。
誤嚥や窒息に配慮する
高齢者がおやつを食べる際は、誤嚥や窒息を防ぐための配慮も欠かせません。噛む力や飲み込む力には個人差があるため、本人の状態に合った硬さや大きさの食品を選ぶことが大切です。
また、急いで食べたり、口にたくさん詰め込んだりすると、飲み込みにくくなる場合があります。家族や介護者が一緒にいるときは、食べる様子を見守りながら、必要に応じて小さく切り分けたり、水分を勧めたりすると安心です。安全に配慮しながら、おやつの時間を楽しめる環境を整えましょう。
おやつだけでなく毎日の食事全体で栄養を考えることが大切

高齢者の健康的な食生活を支えるには、おやつだけに頼るのではなく、毎日の食事全体のバランスを考えることが重要です。おやつは食事で不足しがちな栄養を補う「補食」として役立ちますが、それだけで必要な栄養を十分に補えるとは限りません。主食・主菜・副菜を基本とした食事に加え、おやつを上手に組み合わせることで、食事だけでは不足しがちな栄養を補いやすくなります。
おやつは食事を補う役割と考える
おやつは、あくまでも毎日の食事を補うためのものと考えることが大切です。食が細く一度に十分な量を食べられない場合でも、間食を取り入れることでエネルギーやたんぱく質を補いやすくなります。
一方、おやつだけでは栄養が偏ることもあるため、主食・主菜・副菜を組み合わせた食事を基本とすることが欠かせません。食事で不足しがちな栄養をおやつで補うという意識を持つことで、毎日の食生活をより整えやすくなるでしょう。
食事作りが負担なら宅配弁当を活用する方法も
高齢の家族のために毎日献立を考えたり、買い物や調理を続けたりすることは、家族にとって大きな負担になる場合があります。そのようなときは、栄養バランスに配慮した宅配弁当を取り入れるのもひとつの方法です。
必要に応じて宅配弁当を活用すれば、食事作りの負担を軽減しながら、主食・主菜・副菜がそろった食事を用意しやすくなります。その上で、おやつを補食として組み合わせれば、無理なく食生活をサポートできるでしょう。毎日全てを手作りしようと無理をせず、利用できるサービスを上手に取り入れることも継続しやすい食事管理につながります。
食事の準備の負担を軽減したいなら「ワタミの宅食」

「ワタミの宅食」では、高齢者の食事量や生活スタイルに合わせて選べる宅配弁当を提供しています。管理栄養士が献立を設計した食事を自宅まで届けてもらえるため、毎日の食事作りの負担を軽減したい方にも利用しやすいサービスです。ここでは、「まごころシリーズ」と「好い日の御膳」の特徴や魅力を紹介します。
食事量に合わせたラインアップの「まごころシリーズ」
「まごころシリーズ」は、食事量に応じて選べるラインアップをそろえた宅配弁当です。ごはんと主菜・副菜がセットになった「まごころ御膳」のほか、しっかりと食べ応えのあるお惣菜「まごころおかず」、お手頃サイズの「まごころ手鞠」など、食べる量に合わせて選択できます。さらに少量の食事を希望する方は「まごころ小箱」も選べます。
いずれも1食あたり10~20品目以上の食材をバランス良く楽しめます。食事量が落ちがちな高齢者にとって、自分の体調や食事量に合ったメニューを選べる点が特徴です。「まごころスタッフ」が毎日手渡しを基本にお届けするため、日々の様子を気にかけたい家族にとっても活用しやすいサービスです。
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まごころシリーズのお弁当継続しやすい価格の「好い日の御膳」
コストを抑えながら食事バランスを整えたい方には、継続しやすい価格の「好い日の御膳」という選択肢もあります。
管理栄養士が献立を設計しており、塩分や品目数にも配慮されている上、コストを抑えた料金設定になっているため、毎日の食事準備に手が回らない高齢者や介護家族にとって、継続しやすいサービスです。宅配弁当で毎日の食事を整え、おやつを補食として組み合わせることで、1日を通した食生活を考えやすくなります。無理のない方法を取り入れながら、継続しやすい食事管理につなげましょう。
※2026年7月現在の情報を元に作成しています。
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「好い日の御膳」の注文毎日の食事準備が負担に感じたら、宅配弁当という選択肢も

高齢者のおやつは、食事だけでは不足しがちな栄養を補う「補食」として役立ちます。食べやすさや栄養バランス、食べる量に配慮しながら、本人の体調や好みに合ったものを選ぶことが大切です。おやつだけでは必要な栄養を補いきれないため、毎日の食事とのバランスも意識しましょう。
食事作りに負担を感じる場合、宅配弁当といったサービスを上手に活用しながら、無理なく続けられる食生活を目指しましょう。「ワタミの宅食」は、「病者・高齢者食宅配市場」で16年連続売上シェアNo.1(※)を達成しており、多くの方に選ばれています。毎日の食事作りの負担を軽減したい方は、ぜひ一度ご利用ください。
※「病者・高齢者食宅配市場」で売上シェアNo.1(2010~2025年)出典
「外食産業マーケティング便覧2011~2026」(株式会社富士経済調べ)
監修:栄養士 高坂恵子
本コラムに掲載されている内容は、一般的な栄養学・健康法に基づく情報であり、特定の商品の効果効能を保証するものではありません。日々の健康維持とバランスの良い食生活の参考としてお役立てください。
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